この物語は光に出逢うまでとこれからの話。
(若干のフィクションものです。たぶん。)
ーーー年は明けて2018年。
“僕”は今日も秋葉原にいる。
日付は2月23日㈮。
そう、ルーチェの定期公演の日だ。
いつの間にかここに来ることが楽しみになっていて。当たり前になっていた。
なんだかすごく長い時間が経っていた気がしたけれど、実際には2ヶ月。色んなことがあった。
あっという間で、楽しい日々だった。
行けないイベントだったりはあったけれど
気づけば行かない日はほとんど無くて。
うさみぃと出会って、人生がいい意味で変わったのだ。
事実は小説よりも奇なり。
1歩踏み出すことで世界は変わる。
どんな意味合いであろうと「好き」、「スキ」という言葉や気持ちはすごく大事なものなのかもしれない。
「だいそん〜!」と呼ばれるのが嬉しくて。
ライブはいつも驚かされて。
感動して。
「ゆきのちゃん」って呼んでみたりして。
チェキもたくさん撮ってきた。
ゆきのちゃんとのたくさんの想い出。
間違いなく幸福だ、と言える。
それはまるで3ヶ月前が嘘かのように。
たくさんの想い出と元気を貰うことで“僕”は新しい道を選ぶことが出来たのだ。
輝きを取り戻した、のかもしれない。
時々、過去をおもいだすこともある。
それでも前を向けるのは間違いなくルーチェの存在があるから。
そう思えた。
話すがあまり上手なタイプではないから
伝えたい事はお手紙にしてみたり
でも伝えることはいつもありがとうの言葉で。
伝えそびれてしまうこともあるから記憶に留めて文字にする。
それが僕にできることだ。
…さぁ、今日はどんなライブをみせてくれるのだろう?
楽しみでしかたない。
毎週あることが当たり前、だとは思わない。
だけれども、見に行ける機会があるならば行かないと後悔する、そう思うアイドルなのだ。
これから見せてくれる軌跡はきっと誰にも想像できない未踏のもの。
それを一緒に見たいからこそ、今日も応援するのだ。